韓流ドラマ

『梨泰院クラス』キャストや主題歌などまとめ!日本版との違いも解説

『梨泰院クラス』キャストや主題歌などまとめ!日本版との違いも解説
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この記事では、韓国ドラマ『梨泰院クラス』のキャストや主題歌などの情報をまとめています。また、日本リメイク版『六本木クラス』と徹底比較し、どう違うのかを解説します。

日韓ともに大ヒットを記録した本作は、豪華なキャストや惹き込まれるストーリーなど魅力が満載。それぞれの物語の展開やキャストを比較してみますので、気になったらぜひ視聴してみてください。

『梨泰院クラス』キャスト

それではまず『梨泰院クラス』のキャストをご紹介します。夢と復讐、そして最後には「愛」がテーマとなる奥深い作品。評判も上々で、日本でリメイク版『六本木クラス』として放送もされました。ここでは、オリジナル版である韓国のキャストをご紹介します。

それぞれに日本版のキャストや違いについても書き加えていきますので、イメージしながら読んでみてくださいね。

パク・ソジュン(パク・セロイ役)

主人公のパク・セロイを演じるのは、パク・ソジュンさんです。パク・セロイは正義感が強い性格で、いじめをしていた大手飲食店企業・長家の会長の息子とトラブルを起こします。高校を退学になり、長家に自身の父を殺害されるという悲劇まで起こってしまいます。悔しさのあまり暴力を振るい、その罪で刑務所に送られることに。そして出所したセロイは、自身や父親の人生をめちゃくちゃにした一家に復讐することを決意します。日本版では竹内涼真さんが演じています。

キム・ダミ(チョ・イソ役)

パク・セロイと手を組むイソを演じているのは、キム・ダミさんです。IQ162の天才少女であり、インフルエンサーをしているイソですが、実は社長令嬢。社会に適合しない性格をしていますが、セロイの良き理解者であり、彼が目指す復讐を全力でサポートします。自己中心的な振る舞いでセロイたちを困らせることもありますが、実はセロイに好意を抱いているという役どころでもあります。日本版では平手友梨奈さんが演じていますが、実は『梨泰院クラス』の脚本家から直々に指名されたのだそうですよ。

リュ・ギョンス(チェ・スングォン役)

セロイの右腕として働くチェ・スングォンを演じるのは、リュ・ギョンスさんです。粗暴な性格ですが情に厚く、どんなときもセロイの夢をサポートします。実は前科者であり、過去の罪を悔い改める気持ちを持っています。リュ・ギョンスさんは、本作で人気と知名度が急上昇した俳優の1人。日本版にはないキャラクターです。

イ・ジュヨン(マ・ヒョニ役)

パク・セロイがオープンする居酒屋で料理長を務めるのは、マ・ヒョニです。演じるのはイ・ジュヨンさんで、中性的なルックスとハスキーボイスが見事にハマり役となっていましたね。ヒョニはトランスジェンダーという役どころで、日本版ではさとうほなみさんが演じています。生まれ持った身体は男性ですが、性自認は女性という難しい役を、繊細に表現しました。

クォン・ナラ(オ・スア役)

パク・セロイの初恋の相手で、セロイの因縁の相手である長家グループに勤めるのは、オ・スアです。長家グループの児童養護施設で育っており、担当者だったパク(セロイの父)とは親子同然の仲。日本版では新木優子さんが演じており、勝気な性格でセロイが自分を好きなことを自覚している様子が印象的な役です。セロイやセロイの父に対する思いと、長家グループから信頼されているプレッシャーに悩まされる、キーパーソンです。

ユ・ジェミョン(チャン・デヒ役)

ユ・ジェミョンは、セロイの人生をめちゃくちゃにした長家グループの創設者。いじめをしていた息子とトラブルを起こしたパク・セロイを退学処分にします。しかしジェミョンが長家グループを育て上げたのは、かつて貧困のため兄弟を餓死させてしまった出来事がきっかけでした。「二度と家族を飢えさせない」と誓い、人生のすべてをかけて長家グループを成長させてきました。日本版では香川照之さんが演じ、注目が集まりましたね。

『梨泰院クラス』主題歌

『梨泰院クラス』は、愛と憎しみに満ちたストーリーの中で、それぞれの葛藤や人生と向き合う場面が印象的です。主題歌がその気持ちの高ぶりをさらに表現し、視聴者を作品の世界に引き込みました。主題歌は、以下の通りです。

曲名アーティスト
Still Fighting Itイ・チャンソル
始まりGaho
石ころハ・ヒョヌ
僕たちの夜Sondia
You Make Me Backキム・ウソン
その時その子は キム・ピル
私たちは友達だけだろうかSondia
MaybeSondia
DefenceSondia
Sayユン・ミレ
With UsVERIVERY
直進The VANE
どんな言葉もCrash
Sweet NightV (BTS)
Brand New WayDamon

『梨泰院クラス』日本版との違い

『梨泰院クラス』は、日本で『六本木クラス』としてリメイクされています。役柄やストーリーなどはほとんど同じですが、いくつか異なる部分があったようです。中には、ストーリーの意味や捉え方ががらりと変わるほどの違いもあるそう。気になる方は、両方を視聴して感じ方を比べてみるのも面白そうですね!では、具体的にどこが異なるのか見てみましょう。

『梨泰院クラス』のほうが長い

『梨泰院クラス』は全16話で、1話にほとんどCMがなく、1時間の放送です。一方『六本木クラス』は全13話でCMを挟み、トータル時間は1時間ほど。そのため、総合的に見ると『梨泰院クラス』のほうが長く視聴できることになります。よって『梨泰院クラス』で表現されていたシーンが『六本木クラス』でカットされるなど、細かな違いが生じたようです。

最終回の「土下座」がなかった

『梨泰院クラス』『六本木クラス』に共通しているクライマックスは、主人公の宿敵であった国内最大外食企業が経営難に追い込まれるというもの。主人公の経営する会社の傘下に入る以外に助かる方法はなく、主人公の父親を殺し人生をめちゃくちゃにした代表の男が、主人公に土下座をするシーンがあります。

『梨泰院クラス』では謝罪の言葉を述べたあとに土下座をしますが『六本木クラス』では土下座を、主人公が止めるというワンシーンが入りました。土下座があるかないかで、受け取り方がまったく違うラストシーンになりました。

まとめ

『梨泰院クラス』のキャストや主題歌、そして日本版との違いについて調査しました。『梨泰院クラス』は、それまで韓国ドラマに興味のなかった層までも虜にした作品だと言われ、JTBCの歴代視聴率で3位を獲得するほどの名作となりました。

今現在でも、日本版『六本木クラス』とともに語り継がれており、主人公を演じたパク・ソジュンさんの爆発的人気を呼ぶきっかけにもなりましたね。気になったら、ぜひ作品を視聴してみてくださいね。