この記事では『暴君のシェフ』のキャストが降板した理由についてお伝えしていきます。『暴君のシェフ』は2025年に放送された韓国ドラマで、日本でもNetflixで視聴することができます。韓国ドラマの中でも人気の高いタイムスリップ系で、現代のフランス料理と朝鮮時代の食文化が融合した宮廷ロマンスドラマ。朝鮮王朝第10代王・燕山君がモチーフとなっていることで、さまざまな世代から注目される作品となりました。そんな『暴君のシェフ』の注目キャストが、とある理由で降板することに。一体何が起こったのでしょうか?
『暴君のシェフ』キャスト降板理由
『暴君のシェフ』の主演は、少女時代のユナさんです。そして、その相手役となる朝鮮王朝の若き王「イ・ホン」を演じる予定だったのが、俳優パク・ソンフンさんでした。
パク・ソンフンさんといえばこれまで『涙の女王』や『イカゲーム』など、世界的に有名な作品に出演してきたベテラン俳優。『暴君のシェフ』で「希代の暴君」と恐れられている王を演じることは、世間からも期待の声が寄せられていました。しかし、直前に突然の降板。その背景には、パク・ソンフンさんが犯してしまった韓国芸能界のタブーが関係していました。
パク・ソンフンがアダルト系画像を誤って投稿
パク・ソンフンさんが『暴君のシェフ』を降板した理由は、ご本人によるSNSへの誤投稿でした。パク・ソンフンさんは、ご自身が出演されていた『イカゲーム』をもじったパロディ画像で、女性の裸体が写った写真をSNSに投稿してしまったそうです。このことがきっかけで『暴君のシェフ』関係者が「長い議論の末に、今回の作品を一緒に作るのは難しいという決定を下した」と発表。注目のキャスティングから1人、退くことが決定しました。
一体なぜ?誤投稿の真相
パク・ソンフンさんがご自身のSNSにアダルト画像を投稿してしまったのは、一体なぜなのでしょうか?パク・ソンフンさん側の主張によれば、当該の画像はパク・ソンフンにDMで届いており、問題視されるべきか会社のスタッフに確認するためスマホに一時的に保存していたそうです。それを誤って投稿してしまったとのこと。
このように、パク・ソンフンさん側はあくまでミスであることを主張しているのですね。
参考:K-style
パク・ソンフン降板に世間の声は?
パク・ソンフンさんは、ミスによりアダルト画像を投稿してしまったことで、投稿を削除したほか、謝罪とともに番組からの降板を発表。しかし「降板までさせるのは厳しすぎるのでは?」という声もあったようです。一方で、パク・ソンフンさんのSNSにアダルト画像が公開されていたのを実際に見た人からすると、少なからず不愉快な気分になったことに間違いないようで、降板を求める声もあがっていました。
韓国ではタブーな「アダルト系」
パク・ソンフンさんは、アダルト系の画像をSNSにアップしてしまったことで番組を降板するという大きな事態に発展してしまいました。実は、韓国におけるアダルト系コンテンツは、日本で浸透しているイメージとはまったく違うんです。韓国はアダルト系コンテンツを厳しく規制しているため、セクシー女優などの職業すらないのだとか。日本では無料でアダルト系コンテンツに手が届いたり、性的サービスが普及していたりしますが、韓国ではそういった類のものにより敏感なんですね。
『暴君のシェフ』キャスト降板後の代役は?
『暴君のシェフ』キャストであるパク・ソンフンさんが降板し、代役として抜擢されたのはイ・チェミンさんです。
イ・チェミンさんは25歳の俳優で、もともとキャスティングされていたパク・ソンフンさんより15歳も年下。身長190cmとスタイルも抜群で、これまで『還魂2』や『生まれ変わってもよろしく』などの話題作に出演してきました。まだ25歳で、これからが期待されている俳優なだけに、パク・ソンフンさんの代役を務めるという大役により知名度が一気に上昇しました。
『暴君のシェフ』あらすじ
『暴君のシェフ』のあらすじは、朝鮮王朝時代にタイムスリップするところから始まります。主演のユナさんが演じるのは、タイムスリップして朝鮮王朝のシェフを務めることになってしまった天才フランス料理シェフ・ジヨン。そして、希代の暴君と恐れられながらも絶対的な味覚を持つ美食家・ホンを演じたのが、イ・チェミンさんでした。ジヨンは謎めいた存在でしたが、現代の調理法と伝統料理を融合させ、美食家の王に見初められます。料理を通じて出会った2人は、王の冷酷さをも溶かしていくことになります。
ホンの亡き母の味付けに似た料理を振る舞う
ジヨンが第3話で振る舞ったオート・キュイジーヌ(高級フレンチ)のフルコース。ホンは満足げに料理を平らげると、ジヨンにこう尋ねます。「私の心をどう読んだのか。私がこの料理を好きだとどうして分かった?」なんと、ジヨンが振る舞ったこのフルコースの味付けが、今は亡きホンの母親の味付けによく似ていたのだとか。ジヨンはホンの過去を知らないため、狙ったわけではなかったものの、料理でホンの心を掴んだ瞬間でした。
朝鮮と明国の料理対決
物語が進むにつれ始まるのは、朝鮮と明国の料理対決。政治的判断をふまえ、真の料理人を決める対決が行われます。朝鮮からはジヨンが、そして相手国・明国からはバイロンが参戦し、繰り広げられる料理バトル。朝鮮時代には存在しなかった圧力鍋を、ジヨンと発明家の末裔チャン・チュンセンが協力して発明しており、コトコト煮込んだ五鶏湯の美味しさが決め手となり、最終的にジヨンが勝利したのでした。
まとめ
『暴君のシェフ』キャスト降板理由について調べてみました。『暴君のシェフ』のキャストは、少女時代ユナさんとベテラン俳優パク・ソンフンさんに決定していましたが、パク・ソンフンさんの不祥事により降板。そして、期待の新人俳優イ・チェミンさんが代役に抜擢されました。現代のフランス料理と朝鮮時代の食文化が融合し、物語を展開させていく新しい宮廷ロマンスの本作。瞬間最高視聴率では20%近くを記録し、2025年の高視聴率ドラマランキング上位圏に君臨する作品となりました。イ・チェミンさんの躍進に要注目ですね!












