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『九尾狐伝1938』キャストやあらすじまとめ!最終回はどうなった?

『九尾狐伝1938』キャストやあらすじまとめ!最終回はどうなった?
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この記事では、韓国ドラマ『九尾狐伝1938』(きゅうびこでん)のキャストやあらすじをご紹介します。韓国語では「クミホ伝」と呼ばれ、もともとは中国に伝わる伝説の生き物だそうです。漢字の通り、9つの尻尾を持つ狐のお話で、霊獣・妖怪・神獣などさまざまな言い伝えがあるとか。そんな奥深い歴史を感じられる『九尾狐伝1938』について、詳しくご紹介します。

『九尾狐伝1938』ってどんな物語?

出典:KNTV

『九尾狐伝1938』のキャストをご紹介する前に、本作のストーリーを大筋でご紹介します。『九尾狐伝1938』は一般的なラブストーリーやミステリーなどのジャンルではなく、ストーリーからしっかり理解したいファンタジーロマンス。クミホという9本の尾を持つ狐の妖怪が題材となっており、人間と狐が入り混じる不思議な世界で、ロマンスやミステリーが繰り広げられます。

『九尾狐伝1938』のキャスト

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『九尾狐伝1938』のキャストをご紹介します。狐の妖怪側のキャラクター、人間のキャラクター、そして狐と人間の間に生まれたキャラクターなど、さまざまな顔ぶれが揃っています。それぞれがドラマの世界観の中でどのような活躍を見せるのか、それによってどんな化学反応が生まれるのか。ファンタジーにラブロマンス、ミステリーなど、見どころ満載の作品です。

イ・ドンウク(イ・ヨン役)

かつて白頭大幹を治める”神”だった九尾狐を演じるのは、イ・ドンウクさんです。現在は来世出入国管理事務所の末端公務員として、現世を乱す妖怪を退治する役割を担っています。イ・ドンウクさんは『トッケビ~君がくれた愛しい日々~』で死神役を演じ、知名度を得た注目俳優ですね。その幻想的なビジュアルで、九尾狐がハマり役だと好評でした。

チョ・ボア(ナム・ジア役)

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オカルト番組『都市伝説を探して』のプロデューサーであるナム・ジアを演じるのは、チョ・ボアさんです。ナム・ジアは、見た目とは裏腹に無鉄砲でさばさばした性格をしています。幼い頃、狐峠で起きた奇妙な事故で両親が行方不明となり、2人の行方を今も捜しているというバックグラウンドを持ちます。チョ・ボアさんは2020年、ドラマ『フォレスト』でKBS演技大賞人気賞を獲得するなど注目を浴びています。

キム・ボム(イ・ラン役)

イ・ランは、人間と九尾狐の間に生まれたイ・ヨンの腹違いの弟です。繊細で気難しくプライドが高い人物ですが、自分を助けてくれたイ・ヨンを心から慕っていました。しかし、イ・ヨンが人間のために山の神の座を捨てたことを逆恨みするようになります。演じるキム・ボムさんは、デビュー当時から数々の話題作に出演してきた爽やかなイケメン俳優。韓国版『花より男子』ではソ・イジョン役で人気を集めました。

キム・ジョンナン(奪衣婆役)

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奪衣婆(だつえば)を演じるのは、キム・ジョンナンさんです。三途の川の番人で、エンマ大王の姉。地獄で一番といわれる気の強さを持ち、血も涙もない冷徹な仕事ぶりを見せます。キム・ジョンナンさんは話題作『愛の不時着』にも出演しており、バラエティー番組でも活躍する人気俳優です。エイジレスな美しさが光りますね!

アン・ギルガン(懸衣翁役)

懸衣翁(けんえおう)を演じるのは、アン・ギルガンさんです。アン・ギルガンさんといえば主に悪役を演じる俳優として知られていますよね。本作で演じる懸衣翁は三途の川の門番で、死んだ人間たちにあの世のプレゼンテーションをする役どころです。常に妻の顔色を伺っている心優しき恐妻家という、アン・ギルガンさんにとっての新しいイメージを植え付けました。

『九尾狐伝1938』のあらすじ

出典:TCEchannel

『九尾狐伝1938』は、1999年に狐峠で奇妙な事故が起こることから始まります。その事故では行方不明者が出ますが、その行方不明者の娘として現在も生き続けているのがナム・ジアです。テレビ番組のプロデューサーになったジアは、狐の毛を残して忽然と姿を消した花嫁の事件を知り、両親の事件に通ずるものを感じて追うことにします。そこで出会ったのは、両親が行方不明になったときに自分を助けてくれた九尾狐(クミホ)のイ・ヨンでした。

惹かれ合っていく2人

事件を追いたいジアと、突然出会った九尾狐のイ・ヨン。ジアは両親を見つける手がかりを得るためにヨンを追いかけますが、ヨンはジアを避けている様子。しかし、ヨンも不思議な縁を感じていました。それは、ヨンの亡くなった恋人アウムに、ジアがそっくりだったからです。そして2人は自然と惹かれ合い、事件に巻き込まれていきます。

かつての恋人の生まれ変わりだと知る

ジアとかかわるうち、ジアがアウムの生まれ変わりだと知ったヨン。一方のジアは、昔両親を連れ去ったのが勤務先のテレビ局の社長であることを知ってしまいます。社長は「両親を返してほしければイ・ヨンを差し出せ」と言いますが、ジアはヨンのことを守り両親も取り戻すつもりでいました。契約がうまくいかず苛立った社長は、ヨンの腹違いの兄弟・ランに協力を依頼し、ヨンとランは信頼し合う兄弟だったにもかかわらず、対立することになってしまいます。

大昔の悲劇の元凶がジアの中に

ヨンが恋人アウムを亡くしたのは、イムギという蛟竜による悲劇でした。そして、そのイムギが現在、ジアの中に眠っていることが発覚します。時折ジアの皮膚に竜の鱗が現れたり、ジアの意識を乗っ取ったりするようになりました。ジアが完全に意識を奪われると、その体で愛するヨンに襲い掛かることも。危険を感じたヨンは竜の鱗を飲み、イムギの魂をジアから自分の身体に移動させました。その隙を見て、弟ランがヨンごとイムギを刺殺し、ヨンとイムギは三途の川へ落ちていくのでした。

最後には弟ランが自らを犠牲に

イムギの魂が宿ったヨンの身体は、イムギとともに消えてなくなってしまいました。愛するヨンをなくしたジアは強く生きながら、ヨンを復活させられるという占い師に出会います。そして、一緒に現世を生きていたランが自らの命を差し出し、ヨンを生き返らせるのでした。再会したヨンとジアは、幸せな生活を送ることになりました。

まとめ

『九尾狐伝1938』のキャストやあらすじをまとめました。『九尾狐伝1938』は、非現実的な世界観の中で狐の妖怪「クミホ」が暴れまわるファンタジーロマンス。運命の出会いを果たしたように見えたヨンとジアですが、それぞれに事情やつらい過去を抱えていました。しかし、それがお互いに関係していることを知り、力を合わせて過去の謎を暴こうと奮闘します。最終的には再会できるハッピーエンディングということで、視聴者からも好評の作品だったようです。気になった人は、ぜひ視聴してみてくださいね。